ここ最近、家と職場以外で人と喋ることがほとんど無い
なので、人と対面した時に、話題はでてこないし、話を振られた時に返答が出来ない
人とのコミュニケーションに影響が出るレベルで言葉が出てこない
つい先日、一人で近所のカフェに行った時の話
普段であれば、カウンターで注文を終えコーヒーを手に無言で席に座り、一息ついてコーヒー飲んだら退店、と言う、コミュニケーションのコの字もない喫茶スタイルを決め込んでいる
しかし、その日は違って、珍しく店員さんから声を掛けられた
土曜日の夕方頃だった
店員さん「今日はお仕事帰りですか?」
僕「はい、そうです」
店員さん「土曜日までお仕事お疲れ様です」
僕「おっふ(ちょ、そんな優しい言葉掛けられるの想定してないって)」
「ふ、はい」
店員さん「普段から土曜日はお仕事なんですか?」
僕「し、シフトです・・・」
自分でも引くぐらいどもってしまった
リアルに「おっふ」と言ってしまったのである
しかも、気遣いのある声かけに、僕は店員さんに対して一切気遣い出来ない返答をする始末
正直、今でもどう返答すべきだったのか、正解がわかっていない
それくらいには人との会話をしていない
普段から、人と喋ることって凄く大事なんだな、と痛感する出来事だった
今、こうして振り返ってみて気が付いたんだけど、どう人と会話するか?と言う事を気にする前に、「人への気遣い」が最近の自分には欠如しているのかもしれない
人との会話って、相手への気遣いで成り立っているんじゃないか
自分の言葉で、相手はどう感じるか?
相手はどんな思いで言葉を投げかけてくるのか?
そのキャッチボールが「会話」であり「コミュニケーション」なんだろうな
少なくとも、優しい言葉に「おっふ」と返すことではない
家と職場でしか喋っていない、と最初に書いたけども、僕は本当に家と職場では会話出来てるんだろうか?
今回、普段喋らない所で、咄嗟に言葉が出てこなくて「あぁ、人と喋ってないと言葉が出てこないな」と思ったけど、普段喋っている場所ではどうなのか?
会話しているつもりで、独りよがりの言いたいこと言ってるだけになっていそうで恐ろしいなと思った
奥さんとちゃんと喋れているか、急に不安になってきた
慣れている間柄こそ、気遣いが薄れがち
普段の会話でちゃんと気遣いが出来てるか、自分の言動を振り返る必要がありそうだ