部屋の乱れは心の乱れ
そんな言葉を聞いたことがある
自分の部屋を眺めた時に感じる窮屈感
明らかに無駄な物が多く、しかも散らかっている
整頓されないまま、乱雑に置かれた物
いるのかいらないのかも分からない書類たち
正に今の自分の心そのものである
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、でもこっちもやらなきゃ」
結局何も出来なくて散らかっていく
自分の心にも整理整頓が必要だ
自分を失うと、身だしなみが崩れる
部屋が散らかっていても、人に会う以上は、最低限身だしなみを整える
人に見える部分はしっかりやるもんだ
だがしかし、これが自分を見失ってくると、出来なくなってくる
自分のことが後回しになってしまうわけだ
やらなきゃいけないことに押し流されて、最初は周りが見えなくなり、次に自分自身が見えなくなる
すると、身だしなみが崩れてくる
こうなってくると、何をやっても空回りしてしまう事態に陥る
疑問が浮かべば異変に気付き、改善に繋がる
ふと、鏡を見て疑問に思う
「なんでこんなひげ面で平気でいられるんだ？」
明日は休みだし、別に人に会うわけでもない
だから、気が緩んでいても良いと思う
でも、今日は気になった
だからまずは、自分の身だしなみを整えてみた
身だしなみを整えると、背筋もピンとする
姿勢が整うと、視界が広がった気がする
そうすると、次は散らかった部屋が目に付く
「いつからこんなに部屋が汚いんだ？」
「なんでこんなに汚いのに平気でいられるんだ？」
「どうやってこんなに散らかっていったんだ？」
確かに自分自身で散らかしたはずなのに、ここに至るまでの過程が思い出せない
急に部屋の掃除がしたくなった
それが今この瞬間である
さすがに寝る直前に部屋の掃除を始めるわけにも行かない
この休日は、部屋を綺麗にしてみよう
また何か違った物が見えてくるかもしれない
