Verge N8に乗り始めて、早1ヶ月
VergeN8に乗り始めて約1ヶ月
そういえば、あれだけ騒いでいたのに、この自転車の紹介をしていない
自転車の紹介と、思ったこととか、カスタムしたいところとか、記事にしていきたいと思う
まだ、1ヶ月なので、考えが変わるところも多々あると思うけど、とりあえず今思うことを書き出してみる
Vege N8ってどんな自転車?
秘めたる可能性は無限大
TernのVerge N8、カラー展開も多く、折りたたみ自転車としては、お手頃な価格で手に入る、折りたたみ自転車入門には最高の1台
折りたたみ自転車入門とは言ったけど、カスタムできる部分も多いので、「自分だけの1台」として育てていく楽しみもある、ただの「エントリーバイク」ではないポテンシャルを秘めていると思う
重量は11kg、ホイールサイズは20インチ(406)、変速は8段で、SHIMANOのCLARISを搭載している
曲線がカッコいいよね
僕が選んだカラーはグリーン、グリーンって言うかもはや「ブリティッシュグリーン」だよね
まぶしいくらいだ
たたむとこんなに小さくなっちゃうぞ
車体の真ん中で二つ折りにすることで、前後は半分に
また、折りたたみの際は、サドルを限界まで下げ、ハンドルも折りたたむので、縦もほぼ半分の高さになる
やっぱり折りたたみは、小さくなってなんぼ
うちは、乗っている車も小さい
TOYOTAのPASSOの荷台でも、なんと乗ってしまう
これなら、車輪行がはかどってしまう
ドアもちゃんと閉められます
後部座席を立てたままで積めるのには正直感動した
ベロキッチンさんによる「無償アップデート」
僕のVerge N8は、ベロキッチンさん(販売店)で、あらかじめカスタムが加えられている
ベロキッチンさんでは、「無償アップデート」と言うサービスがある
自転車としては良いものなんだけど、ベロキッチンさん的に頼りないと感じる部分のパーツをアップグレードしてくれるというもの
例えばブレーキ
Verge N8のブレーキは、元々SHIMANO製ではではないんだけど、ブレーキレバー、アーム、ワイヤーケーブルに至るまで、全てSHIMANO製取り替えてくれている
やはり、SHIMANO製ともなると、ブレーキレバーを握った時の「カクカク感」がなくて、精度の高さを感じる
ペダルも交換してくれるよ
元々着いているのは、折りたたみ式のペダルなんだけど、試乗の際、踏み込んだ時の頼りなさがちょっと嫌だった
それをMKSのEzyペダルに交換してくれている
踏み込んだ時の頼りなさはこれで解消される
MKSのEzyペダルは、工具を使わずに着脱が可能になっている
ベロキッチンさんでは、右側のみ着脱できるタイプに交換してくれている
これにより、折りたたんだ時に、突起になってしまうペダルが邪魔にならないわけです
輪行の際に活躍する機能ですね
細部への粋なはからい
おわかりいただけるだろうか?
好きな人はわかると思うんだけど、ワイヤーの先、「ワイヤーキャップ」
なんと車体カラーに合わせてくれている
こういう細部への気遣いに「粋だなぁ」と感じる
ここからは感想
ミニベロってしんどくないのか?
20インチホイール、見た目からは「めちゃくちゃ漕がないと進まないんじゃ?」と感じる
実際、昔乗っていた安物小径自転車は、全然進まなかった
漕いでも漕いでも進まない自転車に嫌気がさした思い出がある
しかし、その不安は試乗の時点で払拭されていた
この自転車は進む
スピードの維持と走行距離
前述の通り、この自転車は進む
スピードは十分に出る
これは、タイヤが小さくても、ギヤが補ってくれているからである
それよりも、しんどいと感じたのはスピードの維持
ペダルを回している間は感じないんだけど、ちょっと漕ぐのをやめた時が問題
慣性に任せて流していると、スピードが落ちやすい
クロスバイクやロードバイクに慣れていると、思ったより減速が早い
常にせかせかペダルを回し続けるのは、体力が削られる
そうなってくると、思っていたより走行距離が伸びない
伸びないというか、「こんなに漕いで、まだこの距離か」という感覚になる
これが、色んな人が感じるミニベロの弱点じゃないだろうか?
しかし、その小径車の短所は、転じて長所になる
ミニベロはその名の通り、ホイール系が小さく、漕ぎ出しに力がかからない
つまり、加速力がある
漕ぎ出しはめちゃくちゃ軽く、すぐにトップスピードに到達する
これはミニベロ全般に言える良い部分だと思う
ミニベロの長所と短所は表裏紙一重
それに、この短所は「輪行」で補完されてしまう
しんどいなら電車に乗れば良いじゃん、車に乗れば良いじゃん
これが折りたたみ自転車最強の武器だと思う
乗車姿勢は身長に左右される
僕は身長160cmと、かなり背が低い方だ
そんな僕が、この自転車に乗って、最初に気になったのはハンドルの高さ
サドルに対してハンドルの位置が高い
普段、クロスバイクとロードバイクに慣れているせいもあり、ハンドル位置が気になってしまう
ハンドルが高いと、それだけ乗車姿勢は上体を起こした形になる
上体が起き上がった姿勢でのライドは、長時間乗っているとお尻に響く
もう少し、前傾姿勢になれれば、体重をお尻(サドル)と腕(ハンドル)に分散できる
風の抵抗も受けにくくなる
たかが風、と侮るなかれ、風は自転車の最大の敵である
この乗車姿勢の問題は、身長が高い人であれば問題ないと思われます
僕の場合は、少し短いハンドルポストに変更するか検討中
感じる振動
ミニベロは、ホイール経が小さい分、少しの段差や凹凸にも凄く反応する
車道の路肩を走ることが多い自転車
車道の路肩は、状態が良くないことはとても多い
道が悪い所を走ると、跳びはねまくることになる
僕の場合、前述のハンドルの高さ問題があるので、ダメージは全てケツに行く
さらに、このVerge N8、フレームはアルミである
アルミフレームは、自転車のフレームの中でも硬く、地面の凹凸がダイレクトに乗り手に伝わる
そう、僕のお尻はいつも振動と戦っている
なので、サドルの変更を検討している
また、地面からの衝撃を最初に受け止めるタイヤを変更することも検討中
改めて、Verge N8に乗ってみて
乗り始めて1ヶ月
文句なしにカッコいい曲線美のデザイン
晴天に映えるブリティッシュグリーン
スピードはよく出てキビキビ走る
不満点は、サイズ感(どちらかというと、自分の体が小さい)と耐振動
ここはカスタムすることで解消したい
これから、ロングライドしたり、輪行したりと、どんどん乗っていく中で、課題は出てくると思う
そこはカスタムで自分色に染めていきたい